消臭はなぜ市販品で消えない?
孤独死などの現場の臭いは、市販の消臭スプレーや芳香剤ではほとんど消えません。その理由と、特殊清掃で行う消臭の仕組みを解説します。
臭いが消えない理由
腐敗によって発生した臭気成分は、空気中に漂うだけでなく、床材・壁紙・下地・コンクリートにまで浸透します。表面に香りをかぶせる市販の消臭剤では、浸透した臭いの元を分解できないため、時間が経つと再び臭ってきます。
特殊清掃の消臭の仕組み
① 汚染源の除去
まず臭いの発生源(体液が染みた建材・家財)を物理的に除去します。これが最も重要です。
② オゾン燻蒸
オゾンには強い酸化力があり、臭気成分を化学的に分解します。密閉した空間にオゾンを充満させ、空気中や表面の臭いを元から分解します。
③ 専用薬剤による除菌・消臭
細菌の繁殖を抑え、臭いの再発を防ぎます。
④ 原状回復(張替え)
臭いが下地まで浸透している場合は、床材や壁の張替えが必要です。ここまで行って初めて臭いが取り切れます。
まとめ
消臭は「除去 → 分解 → 除菌 → 原状回復」の順に、浸透した臭いの元を断つ作業です。DIYでは難しいため、専門業者への依頼が確実です。孤独死の特殊清掃もご覧ください。